1946年に始まったびわこ毎日マラソンが、今月2月28日似行われる第76回大会を最後に消滅します。この記事では、びわこ毎日マラソンが今年限りで消滅する理由について、さらには今後の代表選考などの展望を調査しました。
びわ湖毎日マラソンが今年で消滅する理由や今後の展望は?
びわ湖毎日マラソン大会は、日本陸上競技連盟が開催するワールドアスレティックス(国際陸連)ゴールドラベルの男子のマラソン大会で、福岡国際マラソン、東京マラソンと並んで男子の日本3大マラソンの1つと言われてきました。
さらに、びわ湖毎日マラソン大会は、オリンピックや世界選手権など国際大会の代表選手選考会として、たくさんの代表選手を輩出してきました。
12年ロンドンオリンピック、16年リオデジャネイロオリンピックとも、2人の代表選手を輩出し、その前身である毎日マラソン時代の64年、68年大会は上位3人がそのままオリンピック代表選手となりました。代表争いの最終決戦としてのマラソン大会であり、そのプレッシャーをはねのけたたくさんのランナー達が、世界へと羽ばたきました。
ところが、ここ数年は、好記録が続出する東京マラソンに押されてしまい、話題性も乏しかったため、びわ湖毎日マラソンの存在意義が問われてきました。
(東京マラソンで記録が出やすくなった背景には、17年にコースが変更されたため)
2018年には設楽悠太(ホンダ)や、2020年には大迫傑(ナイキ)が日本新記録を更新し、記録更新を狙うトップランナーは、東京マラソンに流れてしまいました。
しかも残念なことに、過去2年のびわ湖毎日マラソンは、名古屋ウィメンズマラソン大会の日程と重なってしまい、びわ湖毎日マラソンの影が更に薄くなってしまいました。
その結果、びわ湖毎日マラソン大会は今回の第76回大会をもって消滅し、今後は大阪マラソンが、代表選考レースに格上げされる案が有力視されています。
大阪マラソンは、東京に次ぐ規模の大きなマラソンで、約3万5000人が大阪の町を走る都市型市民マラソン。そこに「代表選考会」が加わる可能性が高いとのとこです。
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びわ湖毎日マラソンが消滅する理由や今後の展開のまとめ
ここ数年は、好記録が出やすい東京マラソンに押されてしまい、話題性も乏しかったため、びわ湖毎日マラソンの存在意義が問われてきました。
また、過去2年は名古屋ウィメンズマラソン大会の日程と重なってしまい、びわ湖毎日マラソンの影が更に薄くなってしまいました。
びわ湖毎日マラソン大会に出る選手が減ってしまい、今後は大阪マラソンがに「代表選考会」として機能する可能性が高いようです。
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