東京オリ・パラ開閉会式の楽曲の制作メンバーとなった小山田圭吾さんですが、90年代の雑誌【クイック・ジャパン】等で語られた学生時代のイジメ自慢の告白が取り上げられ、ネットで炎上しています。人権問題に厳しい欧米メディアでも報じられ、世界的な問題に発展しています。この記事では、小山田圭吾のクイック・ジャパン記事インタビュー内容や、海外の反応についてまとめました。
小山田圭吾のクイック ジャパン記事
小山田圭吾氏は和光学園在学中、同級生へのイジメを告白する内容が『クイック・ジャパンVol3(1995年7月) 』で掲載されました。
小山田氏は小学生〜高校生の学生時代、障害を持つ同級生をイジメていた事を赤裸々に告白していますが、その語り口には反省の念が一切見られず、『いじめ自慢』だと世間からも批判されています。
『クイックのジャパン』のイジメ内容は👇
- 卒業式の日に、一応沢田(被害者の一人)にサヨナラの挨拶はしたんですけどね、個人的に(笑)。そんな別に沢田にサヨナラの挨拶をする奴なんていないんだけどさ。
- お前、(卒業後)どうすんの?とか言ったら『ボランティをやりたい』とか言ってて(笑)。『お前、ボランティされる側だろ』とか言って(笑)。
インタビュー内で反省の色がないと指摘された点は、言葉の最後に書かれている、(笑)です。本当に悪いことをしたと感じているなら、やはり一度、小山田圭吾さんが表に出てきて、謝罪会見を開くべきなのではないかと感じます。
更に驚くことに、クイックジャパン誌は被害を受けていた方に対談を申し込んだり、アポ無しで家まで押しかけています。小山田圭吾氏だけではなく、雑誌社に対しても疑問を感じずには居られない内容となっています。
『クイックジャパン』インタビュー時の様子👇
- 住み込みの村田さん(被害者の一人)は家族とも連絡がとれないらしいい。(働いている)パチンコ屋の電話番号は、何度訊ねても教えてえもらえず、最後は途中で電話を切られた。
- 沢田さんに電話しても母親が出るので、電話だと拉致が開かないので、アポ無しで最寄り駅から電話。
- (沢田さんは)ちょっとホーキング(博士)入ってる。
- (沢田さん本人に対して)小山田さんとは仲良かったですか?(と質問)
7月16日に投稿した小山田圭吾氏の謝罪文内で、雑誌インタビュー記載でオーバーに書かれていたが見過ごした、ということも主張しているので、雑誌者とも一緒に会見してほしいところですね。
小山田圭吾のいじめ記事掲載クイックジャパン(95年)編集がいじめられた子(複数居る)の家を訪ね今どうしてるか取材した部分。内容は追い討ちに近い。東京五輪がカースト上位の者だけの祭典で踏みつけられ犠牲になる無数の一般庶民が居る事実と祭典の音楽担当者の過去のいじめが本質では繋がってる pic.twitter.com/cm11v4BDNT
— 裏庭映画保存会 (@uraniwamoviecom) July 16, 2021
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小山田圭吾いじめ問題への海外の反応
小山田圭吾氏のいじめ問題は、海外でもすでに報道されています。
英『オブザーバー』紙は、『五輪組織委員の森喜朗前会長の「女性蔑視発言」に続く恥ずべきできごと』と報道。
英紙『デイリー・テレグラフ』では、『障害のある同級生を虐待し、性的な行為を強要した日本の作曲家は、開会式に関与し続けている』と報じています。
『デイリー・テレグラフ』では、小山田圭吾氏が行った行為を『いじめ』ではなく『虐待』と記しています。
更に仏日刊紙『Le Figaro』では、障害者差別をしていたと報道👇
🔴Tokyo Olympics organisers insist they are happy for a Keigo Oyamada to continue as a composer for the opening ceremony despite interviews resurfacing where he described abusing mentally ill classmates.
🔓This article is free to read https://t.co/hGUq4THgwA
— The Telegraph (@Telegraph) July 17, 2021
グーグル翻訳がこちら👇
小山田圭吾氏いじめ問題の海外の反応はこちらです👇
Oyamada should take a cue from his cousin Joi Ito, who resigned from his job at MIT over the Jeffrey Epstein affair, and resign from his Olympic commission. Otherwise the JOC or IOC should revoke the appointment.
— Michæl Lyons (@michaellyons) July 17, 2021
意訳はこちら👇
This, on top of all other problems… All Paralympians should boycott Tokyo, before they cancel the game anyway as they can’t handle anything at all…
— akrin (@anknwl) July 17, 2021
意訳はこちら👇
小山田圭吾氏のいじめ自慢問題で、それが90年代カルチャーだったというツイートを見たけれど、それは違う。
あの頃は、山形マット死事件、大河内清輝さんの事件で、いじめ問題に取り組まなくてはいけないという意見が主流だった。
あの記事を載せたクイックジャパンはそれに対する愚かな逆張りだ。
— 藤村(編集者) (@fujimula) July 16, 2021
小山田圭吾氏のいじめ自慢問題で、それが90年代カルチャーだったというツイートを見たけれど、それは違う。
あの頃は、山形マット死事件、大河内清輝さんの事件で、いじめ問題に取り組まなくてはいけないという意見が主流だった。
あの記事を載せたクイックジャパンはそれに対する愚かな逆張りだ。
— 藤村(編集者) (@fujimula) July 16, 2021
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小山田圭吾のクイック ジャパン記事インタビュー内容!海外の反応は?のまとめ
以上、小山田圭吾のクイック ジャパン記事インタビュー内容!海外の反応は?をお送りしました。
『クイックジャパン』に掲載されたインタビュー記事では、文末に(笑)と表記される文章から、小山田氏が行ってきた学生時代のイジメ告白は一切の反省が見られず、イジメを自慢している内容と見られても仕方がないと感じてしまいました。
また、小山田氏だけの問題ではなく、いじめられた被害者への対談の申し出や被害者の家庭に押しかけたりと、被害者への傷をさらに深めた出版社の責任も大きいと思います。
小山田氏に対しては、世界にも認められるほどの音楽での貢献があっただけに非常に残念な思いです。この件に関しては、謝罪をしっかりした上でまた音楽で再建してほしいと願います。
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