1歳を過ぎると、離乳食もどんどん進んでパパやママの食事を欲しがります。
肉じゃがや炊き込みご飯など大人が普通に食べている食事って料理酒を使って調理していますよね。
小さい子供に料理酒で調理した食事って食べさせていいの?と疑問に思いませんか?
この記事では、料理酒を使った食事はいつからOKなのか、料理酒を使う時の気を付けるべきことをお話します。
料理酒を使った料理は何歳くらいからOK?
離乳食の完了期頃、1歳を過ぎていれば、料理酒を使った料理は大丈夫です。
ただし、後でも書きますが、料理酒には塩分が含まれています。
なので、積極的に使う必要はないと豆母は考えています。
料理酒のアルコール分のお話と塩分のお話を順番にします。
料理酒のアルコール分の心配
料理酒のアルコール分については、ほぼ心配はありませんから、1歳を過ぎたあたりから使用しても大丈夫です。
アルコールの沸点(沸騰する温度)は78度、水の沸点は100度です。
つまり、炊き込みご飯や煮物を調理する過程でグツグツ、煮えていれば、水が蒸発する前に、アルコールが沸騰して蒸発しちゃいます。
隠し味程度のアルコール分であれば、お鍋で煮こんだり炊飯器で炊いてしまえば、料理酒のアルコール分はほぼ抜けてしまいます。
だから、アルコール分の心配はほとんどありません(^_^)v
ですが、火の通し方や火加減によって、完全にアルコール分が飛びきらないケースも考えられます。
- アルコール分が心配な時は煮切りをするとより安心です‼
『あまり長く加熱するわけじゃないんだけど・・・』と少しでも不安を感じているなら、使う前に、『煮切り』をして使うと安心です。
『煮切り』というのは、電子レンジや鍋で料理酒を加熱して、アルコール分をとばすことです。
やり方は、簡単です。
少量(大さじ1~2)であれば、小さめのお皿に料理酒を入れて、600ワットの電子レンジで1分ほど加熱します。
量によって温度が上がるまでの時間が変わるので、レンジでチンした後に味見をして下さいヽ(^。^)ノ
アルコール分が残っていたら、追加でもう20秒ほどレンジにかけてみてください。
たくさんの量を使う際は、小鍋で加熱するとレンジより早くできますよ。
鍋に入れて中弱火で加熱します。
沸騰したら火を少し弱めて、沸騰状態を保って1~2分加熱するとOKです。
そこまで手間をかけられない時は、いつもより長めに煮込むだけでも良いですよ。
大人の分を先に器によそってしまってから、子供に取り分ける分だけ長めに煮込むのでもOKですよ。
本みりんも同じようにアルコールが含まれています!
本みりんを使う時も、料理酒と同じように『煮切り』や長めの煮込みで対応すると良いですよ。
料理酒の塩分の心配
料理酒は1歳を過ぎたら使えると書きましたが、塩分が心配なので、積極的には使わない方が良い‼というのが私の意見です。
料理酒には塩分が相当、含まれているからです。
どれくらい入っているかと言うと
加塩タイプの料理酒は1リットル中に、約20グラムです。
なんと、海水の塩分濃度に近い塩分です(;´Д`)
なぜ⁈料理酒に塩が入っているのか?
↓
食塩を入れることで、お酒として飲めないようにしてあるのです。
(お酒としては飲めないので、酒税がかかりません)
なので、料理酒を調理に使う場合は、調味料で使う塩の量を減らして調理すると良いです。
清酒や料理専用の清酒であれば、塩分は含まれていません!
どうしても使いたい!という時は、清酒や料理専用の清酒を使う事をお勧めします♪
料理酒の活用法
積極的に使う必要はありませんが、魚や肉のくさみを取ってくれるというメリットもあります。
離乳食がすすんで、サバやブリなど、においの強い青魚を調理する時は料理酒を少量振りかけることで、独特のくさみを取ってくれます!
特に魚を嫌がる場合は、においが苦手なケースが考えられますよ!
魚や肉のくさみをとるために、料理酒を使ってみるのはおススメです。
くさみが取れると、苦手だった魚や肉が食べられたりするメリットもあります。
振りかけると言っても、ジャバジャバかけなくて大丈夫ですよ。表面が少しぬれるくらいでOKです。
小さじ1~2位を全体的に振りかけます。
しばらく置いておくと、ドリップ(汁)が出ます。
このドリップにくさみやアクの元となる成分が含まれているので、キッチンペーパーで丁寧に拭きとります。この一手間で仕上がりが変わりますよ‼
ぜひ、一度、試してみてください♪
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