少年野球のお茶当番、大変ですよね(^_^;)
子供がお世話になってるし、やりたくないワケじゃありません!
ですが、お茶当番が苦痛で辞めていったり、野球を始められなかった親子もいるのも事実です。
この記事では、少年野球のお茶当番について考えたいと思います。
チームによって様々な考えがありますし、私自身、野球の知識や経験はありません。息子の少年野球に関わった一母として感じた事を述べているどけなので、こんな意見もあるよ、程度に受け止めて頂けたらと思いますm(_ _)m
少年野球 お茶当番の仕事内容と実態
子供がお世話になってるし、お茶当番を全くやりたくないワケではないんです。
一生懸命、頑張る子供の姿を見る事は母として楽しみでもあります。
ただ、朝から晩まで付きっ切りのお茶当番は正直、辛かったです💦
周りでも、お母さんがお茶当番に疲れてしまったために子供が野球をやめたり、他のスポーツを選んだ親子もいます。
お茶当番は、そもそも誰のための当番なんだろう⁈と思いませんか。
まず、お茶当番の仕事内容と実態を紹介します。
そもそもお茶当番って何だ?
グランドでのお茶出しや、その他の雑務を総称して、お茶当番と呼んでいます。
お茶当番の仕事とその意味、必要性を検証していきます。
お茶当番 父の仕事
- 道具の準備(子供達がメインで行うので大人は手伝う程度)
- グランド整備(これも子供達がメインで行う)
- 球拾い(基本は子供達だが、子供が取りに行けないようなグランド外の道路に飛び出した場合は大人が取りに行く)
- 低学年の子供の練習相手
- 練習試合や試合時の審判
この中で、どうしても、父親でないといけない仕事は、試合時の審判ではないかな。
試合の審判の場合、自チームと違う球場グランドでの審判だったり、自チームと違う行動になるケースが多いため、どうしてもお父さんでないとダメですよね。
試合の審判以外は、高学年の5〜6年であれば、任せてしまっても良いと思います。
小学生と言えども、力も背丈もたくましく成長しています。
実際に、息子のチームでは出来る限り子供達でやっていました。
道具倉庫の鍵も、キャプテンが携帯しています。朝の練習前、道具倉庫を開けるのも、最後の確認をして倉庫の鍵を閉めるのも、最高学年の子供達の仕事でした。
大人は、子供達がやる事を後ろでそっと確認したり見守る形でした。
低学年の相手はお父さんの出番かも
低学年同士だと、全然違う方向に投げたり、落としたりで練習より、球拾いしてる方が多いかもしれません。
まぁ、球拾いも練習といえば練習だと思いますが(^_^;)
ただ、大人が少し手助けして、相手をしてやるだけで、飽きてしまう状態を避けられるかなぁと思います。
監督やコーチは、高学年の指導に入ると低学年までは手がまわりません。
低学年なら、ママが相手をするだけでも充分、喜ぶかなと思います。
ゴロの練習を投げてあげるとか、キャッチボールとか、簡単な事だけですけど。
意外と楽しかったですよ∩^ω^∩
ただ、スポーツ保険の兼ね合いで、ママさんは保険に加入していないことが多いので、怪我には十分気をつけて欲しいと念を押されました(^_^;)
→保険未加入のママさんが、活動中に怪我をしてしまっても、保険はおりないとの事。
うちのチームの場合、親子でスポーツ保険に加入しました。そして、保険に入るのはお父さんと子供のセットだったようです。
勿論、父親以外の方が保険に加入するのは自由ですが、意外と高いので私は加入しなかったです。チームによって、保険加入の補助があるかもしれないので、チームの会計さんに確認してみて下さいね。
お茶当番 母の仕事
- お茶道具の片付け(使い終えたジャグやコップ、コップケース、台ふき等を自宅に持ち帰って洗う)
- 当番当日の朝、お茶道具の準備(ポット用のお湯を沸かす、ジャグ用の麦茶を作るなど)
- お茶出し
- 監督コーチの昼食の手配
- ドリンクの補充(特に夏場はドリンクの補充が頻繁です)
- 体調不良やケガをした子供の手当てや看病など
- 低学年の子供のお世話
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お茶道具の片付け
自分の当番日の前の活動日の終了間際に、お茶道具を引き取りにいきます。
↓お茶テーブルの様子です。
このテーブルの上にある物を、持ち帰りますから重労働ですよね💦
(テーブルは、持ち帰りません)
この写真は、中学の硬式野球の時のもの。試合の時なので、選手用のジャグがここには写ってません。
この写真のお茶道具に加えて、大きなジャグ(タンク)を持ち帰ります。
こんなやつです↓
少年野球(小学校)では8ℓサイズ、
硬式野球(中学)では11ℓサイズを使用していました。
このジャグが大きくて重くて邪魔のんですよ💦
デカすぎて台所の流しで洗えない💦
→お風呂場で洗います♨︎
翌日の活動であればガマンの範囲内だけど、1週間後の活動となると、、、
1週間、狭い我が家のスペースを占拠する事になります💦
グランドでは洗えないから、結局は持ち帰って洗うしかないのです。
お茶当番当日の準備
①ジャグに麦茶を作る
家では満タンにしない。
車の中で溢れたり、駐車場からグランドに運ぶため二割程度の量で作る。
グランドで水を足すので、麦茶を濃いめに作っておく。
②お湯を沸かしてポットに入れる(ポットに満タンにする)
コーヒーや紅茶用に使うお湯、出先ではお湯を沸かせないので、お湯を満タンに作ります。
③コップを洗って待っていく
少年野球では、使い捨てではなくプラスチックのコップを使用。
途中でコップを使い終えた場合は、グランドの水場で手洗いします。
冬の外の水道が凍てつく冷たさです💦
水場のないグランドでは、紙コップを使います。そんな時は、コップ洗いから解放されますが、河川敷は大抵、寒いか、夏は遮るものが何もなく、とてつもなく暑い(^_^;)
母には修行の場です。
オマケに付け加えると、トイレが簡易トイレです💦
頑張れ、母!
④お菓子を補充する。
お菓子が減っていたら、チームのお菓子係(大抵が会計さん)に相談して必要なら、買い足して後でお金を会計さんから貰う。
お菓子の必要性は果たしてあるのか?
⑤洗って乾かした台拭きや布巾を用意
布巾のお洗濯を簡略化するためにウェットティッシュで代用する事になりました。たしかに、布の台拭きにこだわる必要はないですからね!
お茶出しの準備
グランドに着いたら、
①ジャグやお茶道具を運ぶ
車(駐車場)から、グランドに運ぶ。パンパンにはち切れんばかりのお茶道具バッグと、ジャグやお湯ポットを運ぶ。荷物が沢山あり、待ちきれないので、二往復する事もあり。
夏は、氷の入ったクーラーボックスが加わります。
怪我を冷やすためや熱中症対策のための氷です。更に、冷やしたスポーツドリンクなどが入っているため、かなりの重さです。
②キャンプ用テーブルを広げる。
テーブルの上を布巾で拭いて、お茶道具をテーブルの上に配置する。
テーブルは、道具倉庫の中にあるため、1日で砂だらけなのです💦
③ジャグを水道場に運び、水を足す。
二割程度の量で作っておいた麦茶に水を足して、ちょうど良い濃さにする。
とにかく、重い(^_^;)
当日の気温や天気によって調節します。
練習時間が長ければ、たくさん入れたり、練習時間中の移動がある場合は、少なめに作るなど、スケジュールによっても、お茶道具の準備も臨機応変にと言われる。慣れてくると、何でもないが、慣れない最初のうちは、神経がすり減りますね(T . T)
④朝の最初のお茶出し
一杯のコーヒーを監督やコーチ陣、グランドで手伝うお父さん達にお茶出しする。
練習が始まると、特にお茶出しはないが、たまーにくるOBや来客にお茶出しをする。
監督コーチ、手伝いのお父さん方には、話し合いでセルフサービスになりました。
来客時も、そばに誰かがいたら、その人が出すのでも大丈夫になりました。
監督コーチの昼食の手配
少年野球では、監督やコーチは、自前の弁当か、コンビニでご自分で買いに行かれてました。
中学の時の硬式野球では、監督コーチやOBの昼食手配は、お茶当番の仕事でした。
人数把握と、監督やコーチの好きそうなメニューを選んで注文して、弁当を引き取りに行くのが主な仕事内容でした。
これも、慣れないうちは、12時に間に合うように手配するのに神経を使いましたね。慣れた頃には、卒団でした(^.^)
チームによっては、少年野球でも監督コーチのお昼ご飯(お弁当)を準備したり、手作りするチームもあるようです。
いや、家族の分の昼食の準備だけでも、精一杯じゃないかな💦
ドリンクの補充
夏場はとにかく、水分補給するため、補充のサイクルが早いです。
熱中症の予防や対策には、避けられない仕事ですね。
子供達は、自分の水筒を持って来ますが、暑い日は半日も持ちませんね。
ウチのチームでは、お茶当番が気を利かせて、先回りして補充する形では有りませんでした。
子供の自主性を育てる意味で、無くなったら自分でお茶当番に補充を申し出る形をとっていました。
言われたらやれば良いだけだったので気楽でした。
怪我や体調不良の子供の手当てなど
ボールに当たったり、スライディングですり傷を作ったり、中には気分が悪くなったり、鼻血が出てしまったり。
色んな事が起こりますね💦
気分が悪くなってしまう原因の多くは、朝ご飯を食べずに来たことでした(^_^;)
お茶出しは、セルフという形でもOKかなと思いますが、怪我の手当てなどの救護に関しては、当番さんの必要性は大きいと思います。
朝ご飯を食べて来ないお子さんなんかだと、お弁当を少し食べさせたり、近くのコンビニでおにぎりを買って食べさせたりと言ったフォローになってきます。
低学年のお子さんの相手
低学年のお子さんの場合だと、高学年に合わせた長い練習時間の途中で、飽きてしまうんですよね(^_^;)
しょうがないですよね(^_^;)
低学年の飽きたお子さんも、お茶当番さんと一緒に気分転換をすると、また練習に戻ったりするんですよね。
低学年の相手も、お母さんならではのお役目なのかしら?
その他、グランド以外の雑務
- グランドの調整会議への出席
- BBQやクリスマス会の企画
- 野球観戦や旅行の企画
グランド調整会議
地域によってもやり方は違いますが、うちの地域の場合です。
月一回グランド会議と称して、グランドを使用する全団体が集まります。
そこで、運動公園(グランド)や校庭利用の日程を調整をします。
この会議に出席する人を、グランド当番として担当します。
実にお仕事が多いですね💦
すでにお腹いっぱいな気がします笑
それに加えて、お母さんは、
- 自分の身支度をする(最低でも、洗顔、化粧水、乳液つけて、日焼け止め、眉毛位は描きたい)
- 野球着の洗濯
- 朝ご飯、夜ご飯の準備
- 他の兄弟の用事
- 夏の氷は、数日前から作ります。
最後に お茶当番は必要か?
お茶当番、最初は、きっと、監督やコーチらへの感謝の気持ちからスタートしたものでしょうね。
最初は、朝から晩までボランティアでみてくれているから、お茶位はお出しした方が良いのでは?から始まり、監督はブラック、コーチは砂糖たっぷりにミルクが好きよ、これはあったほうが良いよね、と全て善意の気持ちから、お茶道具バッグの中身が増えて行ったんじゃないかと思います。
本当に気がきくお母さんは、すごいと思うし、見習いたいと思います。
それを認める事も、うまくやっていく秘訣だと思うし、でも、新しいお母さん達には、ズバリ、負担が大きいですよね。
お茶当番は、子供自身がやれる事はどんどん子供にやらせて、簡素化や無くしたりの方向で良いと感じます。
ただ、子供の救護や見守りという意味では、今迄通りの大人の当番の仕事として続けたほうが良いのかなと思います。
色々な考え方がありますから、対立てはなく、上手く協力しあえるようなチームになれば良いなぁと思います。
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