小松原美里選手といえば、2019年11月に行われたGPシリーズ第6戦のNHK杯をケガで欠場したことがあります。病名は、「頭部外傷後、脳震盪後、外傷性頸部症候群」でした。この記事では、小松原美里選手の脳震盪やケガについて紹介します。
小松原美里が脳震盪でNHK杯を欠場した経緯
2019年11月22日〜23日開催のグランプリシリーズ第6戦NHK杯に出場を予定していた小松原美里、ティム・コレト(現 小松原尊)組ですが、11月18日に日本スケート連盟を通じて、同大会を欠場することを発表しました。
小松原美里選手の病名は、「頭部外傷後、脳震盪後、外傷性頸部症候群」と発表されました。小松原美里選手は、2018年夏の練習中に頭部外傷、脳震盪、外傷性頚部症候群の診断を受けリハビリを続けていました。予定していたチャレンジャーシリーズ(オータムクラシック)は棄権したものの、症状をみながら段階的に競技復帰を進めていました。
チャレンジャーシリーズの後半におけるアジアオープントロフィーや、グランプリシリーズの中国杯(長慶)では10位に入賞し見事な復帰を果たしますが、再び症状が出たため、残念ながら2019年11月のNHK杯は棄権する結果となりました。
リハビリ治療後に開催された全日本選手権では、なんと2連覇を果たすなど完全復帰して多くのファンが歓喜しました。
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小松原美里の脳震盪の原因やケガからの復帰
小松原美里選手の脳震盪の原因は、練習中の度重なる転倒でした。2018年7月、練習中の転倒の結果、小松原美里選手は脳しんとうを起こしました。下半身の麻痺や言語障害も一時的に見られたので、状況はかなり深刻だったようです。
競技はもちろん、日常生活すらままならない状況でした。
オリンピック出場を目標に頑張っていた小松原美里選手、競技復帰も困難な状況で絶望感に打ちひしがれます。そんな小松原美里選手がもう一度、選手として頑張ろうと決意できたのは、通院先で出会ったパラリンピック選手達の姿でした。
小松原美里選手の通院先には、有名なスポーツ医療ドクターがいたため、多くのパラ選手がいたのです。パラ選手の方々は自分よりももっと大きなハンディを持っているにも関わらず、夢を諦める人は誰一人いませんでした。多くの、ひたむきなパラ選手を目の当たりにして小松原美里選手は再びリハビリに励み驚異的な回復を遂げ、なんと3ヶ月後には競技に復活します。
もちろん、以前のように万全ではありませんでした。復帰後の演技に納得がいかず、涙を堪えることができず感情を爆発させることもあるそうです。
そんな彼女を、夫であり競技のパートナーでもある小松原尊(ティムコレト)選手は声をかけます。
アスリートにとって、けがが理由で思うように動けないことほど辛いことはない。けれど、もしそれを乗り越えることができたら、そのとき美里はヒーローになれる。周りの人に勇気を与えることもできる。今までと同じ滑りができないなら、今の2人にしかできない滑りで戦えばいい
ソースはこちら➡タウン情報おかやま2019年12月号
夫ぎみの小松原尊(ティムコレト)選手、もう最高ですね(*^^*)
公私ともにパートナーである小松原尊さんに支えられて、小松原美里選手は北京オリンピック出場に向けて、現在進行形で頑張っています。
アイスダンス小松原美里・小松原尊組の活躍が楽しみですね!
小松原美里のプロフィール
\北京オリンピックをもっと楽しみたい!/
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小松原美里の脳震盪や怪我からの復帰のまとめ
以上、アイスダンス日本代表の小松原美里選手の脳震盪や怪我からの復帰についてお送りしました。
小松原美里選手は、2018年7月に練習中の度重なる転倒によって、「頭部外傷後、脳震盪後、外傷性頸部症候群」と診断され、一時は下半身麻痺や言語障害も出るほどで日常生活もままならないという深刻な状況でした。
オリンピック出場を夢見ていた小松原美里選手は、日常生活もままならない状況に絶望感を抱いていましたが、通院先の病院に多くのパラ選手の頑張る姿を目の当たりにして、もう一度奮起します。3ヶ月という驚異的な短期間でのリハビリを経て、小松原美里選手はリンクに復帰し、12月の全日本選手権では2連覇を果たします。
復活しても、以前のような納得の演技ができずに涙を抑えられない時、夫でもありパートナーでもある小松原尊(ティムコレト)選手に支えられ、前を向いて前進している小松原美里選手。
北京オリンピックへの出場の夢を叶えて欲しいです。
頑張れ〜小松原美里・小松原尊組〜🙌
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