スポーツ少年団の少年野球は、親の手伝いなしでは、成り立ちません。
保護者の負担に加えて、子供のレギュラー争い。
人が集まる場所だから、保護者同士の問題は必ずあります。
この記事では、私の周りで起こった母親同士のトラブルや、その時の対処についてお話しします。
解決は難しい問題ですが、少しでも子供達を取り巻く母達の環境が良くなることを祈っています。
少年野球の母親トラブル 無視やイジメの実態
お母さん達は、仕事に、家事に、子供の習い事の送迎と、忙しい毎日です。
加えて、スポーツ少年団の当番は、並大抵ではありません。
それぞれの家庭環境だって、大きく違います。
土日が仕事の方や、小さな兄弟がいたり、親の介護をされている方と様々です。
当番負担の不公平感から?
同学年ではありませんでしたが、先輩の学年でのこと。
あまり練習を見に来ないお母さんを無視したり、お茶当番の時にお手伝いしなかったり、人手が必要な試合(大会)時にいかにも大変な役回りを押し付けていました。
例えば、月に一度のお茶当番の時に、ワザと話しかけられても聞こえないフリをしたり、用事を伝える時も上から目線で話したり、荷物の多いお茶道具をグランドから自動車まで運ぶのを手伝わなかったりなのです。
周りのお母さん達が手伝わないから、お父さん達が見かねて、手伝いますよね。
そうすると、また男に媚びを売ってる(^_^;)と、ヒソヒソ声で話すわけです。
もう子供と同じですよ。
大の大人がやるから、怖いのなんのって(^_^;)
豆母はその空気に耐えられず、お手伝いするわけですよ。
他学年までは、火の粉が飛んで来なかったので、良かったですが。
あまり、グランドに見にこられないお母さん、Aさん。
母子家庭で、2人のお子さんを一生懸命育てているシンママ。
土曜日だって仕事の日があり、全面的に野球のお手伝いが出来なくて、皆さんに申し訳ないと仰ってました。
その状況は、Aさんと同学年のママさん達にも話してあるし、はたから見て分かっていたにも関わらず、明らかにイジメの対象にされていました。
原因は子供のレギュラー争いだった?
しばらく、先輩母達の動向を観察していると、どうやらAさん息子が、ピッチャー、キャッチャーのポジションについている事への嫉妬だと気がつきました。
なぜなら、練習を見に来られない家庭は、Aさんだけではありません。
むしろ、Aさんは、空いた時間に短時間でも顔を出すようにしていました。
Aさんより、全然、顔を出さないお母さんだって他にいたのです。
ですが、槍玉にあげるのはAさんだけ。
また、Aさん息子は小さい時から体格が良く、野球体型?と言うのかな、背も高くガッチリ体型が羨ましかったようです。
何を食べさせたら、あんなにデカくなるんだろうね!と半分嫌味で盛り上がっていふ先輩母達。
なるほど、子供の嫉妬、ねたみから、そのやり場のないイライラを母親であるAさんに、名目上はグランドに顔を出さないとイジメている事が分かりました。
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少年野球母親同士のトラブルはどう対処する?
Aさんは、無視には、凹んでいない態度を取るのが、相手への態度で、一番良いのだそうです。
Aさん自身も、スポーツマンで、学生時代はソフトボールに打ち込んできたとのこと。
スポーツの世界は、上手くなれば、ねたみ、やっかみは当たり前とのこと。
辛い時もあるけれど、そんな時は息子と一緒にバッティングセンターに行って打ちまくるんだよーと笑っていました。
凹んでいる姿を見せる事が、相手が喜ぶ事だそうです。
へっちゃらーという態度ですね。
親同士のトラブル、子供は見ている!
グランドにいる子供達って、案外、よく母親達の動向を観察しているようです。
Aさんは、最後の最後まで、無視されたり、イジメの対象にされていました。
ですが、辛いなと涙を流された事は一度だけ。
割り振られた仕事を淡々とこなして卒団されました。
子供はこのチームで野球をやりたがっているし、私は、それで十分だよ。
母は、それを応援するだけよ!
と言って。
Aさん息子も、とても優しいお子さんで、彼と2人きりになる時がありました。
豆母さん、いつも母と一緒にいてくれてありがとうと言われました。
その一言で、子供は、グランドからでも何もかもお見通しなんだなぁと分かりました。
中学でも、Aさん息子は、同じメンバーのまま、野球を続けて、高校でやっとメンバーが別々の道を進みました。
風の便りでは、A君、高校でも大好きな野球を続けていて、お茶当番や当番のない高校で親子楽しくやっているとのこと。
少年野球問題の母親トラブル 無視やイジメにどう対処する?のまとめ
野球をやるのは、子供自身だし、母は、それを応援するだけ。
グランドに行っても他のママから話しかけられることがないから、息子の頑張る姿を見ることに集中できて良いわと、明るく前向きに進むAさん。
母親同士のトラブルは避けられない事があるけれど、めげずに、前進していくことが大事だと感じました。
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