2022年1月9日に決勝戦が行われる第58回全国大学ラグビーフットボール選手権大会はすでに地方でスタートしています。東海・北陸・中国・四国地区代表の朝日大学が、八戸学院大学に60-7と圧勝、2回戦では福岡大学を相手に36-21と逆転勝ちして、3回戦にコマを進めています。12月18日に行われる4回戦では、昨年優勝した天理大学と3季ぶりに優勝を狙う明治大学と東西の名門校が早くも登場する事になりました。今年はどこが優勝するのでしょうか?!この記事では、第58回全国大学ラグビーフットボール選手権大会の優勝予想、ベスト4など上位結果を予想しました。
全国大学ラグビー選手権2022の出場校一覧
2021年~2022年1月に行われる第58回全国大学ラグビーフットボール選手権大会の出場校は、例年より1チーム多い15校となっています。
関東大学対抗戦Aグループ
関東大学対抗戦Aグループの代表校(5チーム)と勝ち点は下記の結果となりました。
- 帝京大学(32点)
- 早稲田大(28点)
- 明治大学(26点)
- 慶応義塾大(16点)
- 日本体育大(15点)
筑波大学(勝ち点14点)、青山学院大学(5点)、立教大学(1点)は上位5チームに入りませんでした。
関東大学リーグ戦第1部
関東大学リーグ戦第1部の代表校(3チーム)と勝ち点は下記の結果となりました。
- 東海大学(32点)
- 日本大学(32点)
- 大東文化大(24点)
関東学院大(勝ち点15点)、流通経済大学(12点)、法政大学(12点)、中央大学(8点)、専修大学(1点)は上位3チームに入りませんでした。
関西大学Aリーグ
関西大学Aリーグの代表校(4チーム)と勝ち点は下記の結果となりました。
※前大会の優勝枠で、出場枠が3校から4校となっています。
- 京都産業大学(32点)
- 近畿大学(29点)
- 天理大学(24点)
- 同志社大学(22点)
立命館大学(勝ち点14点)、関西大学(10点)、摂南大学(6点)、関西学院大学(3点)は上位4チームに入りませんでした。
九州学生リーグ1部
九州学生リーグ1部の代表校(優勝チーム)は、4年ぶり24回目の優勝を果たした福岡大学です。九州共立大学を相手に38-21で全国の切符を手に入れました。2回戦からの出場。
東海・北陸・中国・四国地区代表
東海・北陸・中国・四国地区代表チームは、朝日大学です。11月21日、北海道・東北地区代表チームと戦います。
北海道・東北地区代表
北海道・東北地区代表チームは、八戸学院大学です。11月21日、東海・北陸・中国・四国地区代表チームと戦います。
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全国大学ラグビー選手権2022の予想と結果
2021~2022シーズンの全国大学ラグビー選手権大会は、去年の勢力図が大きく変わる年になりそうです。関西勢として36季ぶりに全国を制覇した前大会王者の天理大学が、今期の関西大学Aリーグで3位にとどまりました。3季ぶり、全国制覇を目指す東の王者・明治大学も12月5日の早稲田・明治戦で敗れて関東大学対抗戦Aグループで3位にとどまったため、東西の強豪チームが4回戦で対戦する事態となりました。明治大学×天理大学の勝者が、準々決勝で早稲田大学と対戦することとなり、このカードも激戦が予想されます。
3季ぶりに関東大学対抗戦の頂点を制した帝京大学は、朝日大学、同志社大学、大東文化大が争うブロックを勝ち進んだチームと対戦します。
朝日大学は1回戦で八戸学院大学を相手に60-7と大差で勝ち上がり、2回戦では福岡大学を相手に36-21の逆転勝利をおさめました。12月12日(日)の3回戦では、関西大学Aリーグ4位の同志社大学と対戦しますが、好調の朝日大学が勝ち進むのではないかと予想しました。しかし、準々決勝では帝京大学が待ち受けています。
シードの帝京大学が順当に準決勝に進むでしょう。
23年ぶりの関西を制した京都産業大学のブロックでは、日本大学と日本体育大学の勝者が京都産業大学と対戦します。このブロックでも、順当に京都産業大学が準決勝にコマを進めるでしょう。
関東大学リーグ戦4連覇の東海大学は、9季ぶりの大学選手権大会出場となった近畿大学と慶応義塾大学の勝者と準々決勝で対戦します。このブロックでも順当に東海大学が準決勝に進むでしょう。
どこが勝ち進むのか優勝予想はかなり難しいですが、勇気を出して1校に絞るとすれば、関東大学リーグで4連覇中の東海大学が準決勝で京都産業大学を破り、勢いにのった東海大学が、早稲田vs明治の勝者を破り頂点に立つ!と個人的な要望も含めて東海大学優勝をプッシュしたいと思います☺
全国大学ラグビー選手権2022の注目選手
高本幹也(帝京大学3年)
花園日本一、大阪桐蔭メンバー出身の高本選手。身長171㎝、体重80㎏とやや小柄ながら、視野の広さは随一、冷静なプレイが魅力です。
高校最後の冬に日本一となった大阪桐蔭時代、主にチャンスメイクのCTBを担いましたが、帝京大学ではゲームメーカーのSOとして活躍しています。
【#関東大学対抗戦 2021】
⏰後半4分#帝京大学 24−14 #慶應義塾大学帝京大学 #高本幹也 選手がPG成功🔥
🔽J SPORTSオンデマンドでLIVE配信中🔽https://t.co/mF91R4zXeI#ラグビー #大学ラグビー pic.twitter.com/iXPZgBtENj
— J SPORTS🏉ラグビー公式 (@jsports_rugby) December 4, 2021
佐藤健次(早稲田大1年)
佐藤選手は、名門の桐蔭学園で入学してすぐにレギュラー入りします。高校1年時の花園では準優勝、2年時とキャプテンを務めた3年時には花園二連覇を達成。身長178㎝とNO8としてはやや小柄ですが、世代屈指の突破力を備える注目選手です。
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